HOME>ソフトウェア>ALID/Win Ver.5.3 | |
ALID/Win Version 5.3 |
液状化に伴う地盤〜構造物の流動変形/残留沈下解析システム(最新版) | |
お問い合わせは、お申し込みはメールフォームからどうぞ。 連絡先 TEL: 03-3205-1145 FAX: 03-3205-1149 mail: jsf_info@jibansoft.com |
概要 | ALID/WinはALID研究会(座長:安田進東京電機大学教授)の研究成果に基づいて開発された地盤〜構造物系の静的有効応力FEM解析システムです。 対象構造物の施工工程を再現できるステップ解析機能を持ち、非線形解析にも対応しているため、残留変形解析を含むあらゆる地盤工学問題の解析検討にご利用いだだけます。 ALIDは、「河川構造物の耐震性能照査指針・同解説、H28.3、国土交通省河川局」における静的照査法として採用されています。 ALID:Analysis for Liquefaction-In-duced Deformation 1)安田教授:東京電機大学理工学部建設環境工学科地盤工学研究室 |
|
---|---|---|
特徴 | 主な新機能: ・拘束圧に応じた液状化層のせん剛性の補正を導入 「河川構造物の耐震性能照査指針・解説-U堤防編-」の改訂(H28.3)に伴い、拘束圧補正式を追加しました。従来の方式も選択できます。 ・浮力補正バネの追加 「河川堤防の液状化対策の手引き」(H28.3)に準拠した浮力補正バネの設定機能を追加しました。浮力補正バネはプログラム内で自動生成されますのでモデルメッシュを修正する手間が省けます。 主な特徴: ・すべての構造部材要素で非線形モデルが利用可能 ビーム要素(杭、矢板など)、バー要素(アンカー、タイロッドなど)、バネ要素の構造部材要素に非線形モデル(トリリニア型)を導入いたしました。 M-φ関係に代表される非線形関係を用いて構造物部材の限界挙動を表現可能です。 ・液状化安全率を自動計算 ALID内部にFL値の計算機能を付加しました。地震応答解析をしなくても残留変形解析が行えます。(FL値は道路橋示方書・同解説X耐震設計編の算定式で計算されます。) ・応答震度法に対応 加速度、地盤剛性の深度分布(別途テキストファイルとして作成)を与えるだけで解析できます。 ・応答変位法に対応 個別に行っていた樋管・樋門等の河川構造物と地盤の残留変形解析を同時に行えます。従来どおり、別々に行うことも可能です。 ・リスタート(継続計算)機能 以前の解析結果ファイルを読み込んで継続計算が行えるようになりました。これによりケーススタディに要する時間が大幅に短縮できます。 ・地盤の浸透解析機能(飽和・不飽和定常浸透)を備えた有効応力解析ソフト ・地盤と構造物の生成/築造仮定に応じた逐次ステップ(工程)解析 ・液状化剛性低下率の推薦曲線を内蔵(安田・稲垣の式、他) ・液状化により発生した過剰間隙水圧の消散に伴う沈下量計算機能(石原・吉嶺の実験式) ・荷重増分段階毎に要素座標を逐次更新する近似的な大変形解析を選択可能 ・入力データの作成から解析実行、作図処理までWindowsでフルサポート ・高機能メッシュジェネレータ付属、複雑なモデルも容易に作成可能 ・複数ケースの解析実行を一括して処理可能 ・単位系:SI単位対応 |
|
解析機能 | 工程の種類 | 初期地盤、要素生成、掘削除去、物性変更、荷重載荷、水位変動、液状流動、液状沈下、水圧消散、応答変位、応答震度 |
適用可能要素 | 平面要素、ジョイント要素、ハリ要素、棒要素、バネ要素 | |
非線形物性モデル | 線形弾性、応力依存剛性、直交異方弾性、Duncan-Chang、MC/DP弾塑性(モールクーロン/ドラッガープレジャー)、カムクレイ、e〜logP非線形弾性、非線形ジョイント、非線形ビーム(M-φ指定) | |
変形特性 | 連成、非連成、非排水変形、液状化、粘性土軟化、剛性低下、平面応力 | |
作用荷重 | 要素自重、集中荷重、分布荷重、体積力、強制変位 | |
境界拘束条件 | 鉛直・水平ローラー、固定、擬似半無限境界(付加地盤) | |
作図機能 | メッシュ・モデル図,土質ブロック図 変形図、変位ベクトル図、主応力図、モービライズ面力図 平面分布図(変位、応力、ひずみ、間隙水圧、要素安全率、FL値、低下剛性G1) 直線分布図(変位)、要素色分け図、色分けコンター図 線要素断面力図(曲げモーメント、軸力、セン断力) M-φ関係図 *解析結果図はDXFファイルに出力可能です。(DXF:米国オートディスク社が規定するCAD図面フォーマット) *クリップボードコピー機能により、ワープロ文書等(Word、Excel)に結果図を貼り付けることもできます。 |
|
構成 | 解析ソフト | FEMプログラム(ALIDS):2次元液状化流動解析 |
プレポスト | データ編集システム(ALIDPRE):データファイル作成支援 ポスト処理システム(ALIDPLT):計算結果の作図処理 地盤モデル作成システム(BLOCK2/Win) FEMメッシュ作成システム(Mesh2/Win):メッシュファイル作成支援 ユーティリティソフト:図面編集・印刷((REFORM/Win) |
|
その他 | オンラインヘルプファイル、マニュアル添付 | |
動作環境 | CPU | Pentium® (1.5GHz 以上を推奨) |
必要メモリ | 128MB(256MB以上を推奨) | |
ハードディスク容量 | 12MB(解析システム占有域) | |
デバイス | CD-ROMドライブ(インストール時に必要) USB(1ポートを占有します) |
|
画面解像度 | 1024X768(256色)以上を推奨 | |
プリンター | Windows対応のプリンター | |
対応OS | Microsoft® Windows® 10,8.1,7,XP |