- 解析条件
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- 想定地震動
- レベル2タイプU:0.6G(地表面)
- 堤体構造
- 本体:逆T型コンクリート堤防
基礎:杭基礎(鋼管:φ600、L=20m)
*前面に鋼矢板(V型、L=13m)
- 液状化物性
- 液状化対象層:C上部砂質土、A下部砂質土
C上部砂質土:層厚7m、RL=0.28、Dr=50%
A下部砂質土:層厚13m、RL=0.31、Dr=60%
- 液状化時の低下剛性
- 安田・稲垣の式(RLとFLから低下剛性G1を推定)
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- 解析手順
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- 1)常時応力解析
- 地震前の現況地盤応力を求める
- 2)液状化安全率計算
- 液状化抵抗率FLは、要素毎に、道路橋示方書の算出式に準拠して算出する(ALID/Winで自動計算)
- 3)液状化流動・残留沈下解析
- 2)のFL分布を用いて液状化流動、および、過剰水圧消散に伴う沈下解析を行い、残留変形を求める
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